結婚式において一番の要となる式場。あとの決め事もスムーズなのでまずは会場探しから始めよう。フェアは、会場見学はもちろん、モデルカップルが実際に行なう挙式やパーティーの見学、プランナーとの具体的な相談、婚礼料理を格安で試食できるなど実に多彩。参加は基本無料だけど、試食は有料の場合もあるので事前に確認してね。
衣裳の試着と簡単なヘアアレンジが行える場合がほとんど｡新作が登場するタイミングでフェアが行なわれるので、衣裳にこだわりたいカップルにはオススメ｡参加前に①希望する結婚式場の雰囲気、②会場の提携店がないかだけはチェックしておこう｡特に②は「持ち込み料」が意外と高くつく場合があるのでチェックしておくほうがベター。
期間限定の割引やプレゼントがもらえたり購入特典が付いている場合や、普段よりも充実したラインアップになっているケースが多い宝飾店のフェア｡参加は予約なしでOKなので気軽に出かけよう。リングの購入はオーダー内容次第で納品までの期間が2週間～2ヵ月程度の差があるので、挙式に間に合うよう準備を始めよう。
【スナップ撮影】
当日の挙式や披露宴の様子をプロのカメラマンに撮影してもらうこと。式場専属のカメラマン以外に撮影をお願いする場合は、撮影禁止のシーンや別途手数料がかかるケースもあるので注意しよう。
【神前式】しんぜんしき
神社やホテル、式場などに設けられた神殿で行なう挙式のこと。新婦新郎は和装に身を包み、お払いを済ませ、三三九度の杯を交わし、神にふたりの愛を誓う｡所要時間約30分｡
【仮予約】かりよやく
会場や衣裳（レンタル時）を決定する上で検討する時間がほしい場合、1週間まで挙式希望日や希望の衣裳をキープできる。無料の場合が多いが、費用が発生することもあるので必ず事前に確認を｡
【Pt】ぷらちな
白色の金属で「白金（はっきん）」とも呼ばれ、熱に強い材質。ゴールドよりも希少価値が高い。リングの表示に見られる「Pt900」＝プラチナ純度90％程度という意味。
【人前式】じんぜんしき
宗教にとらわれず、誓いの言葉や進行を自由なスタイルで行なえる挙式スタイル。チャペルがない会場やレストランウエディングなどで人前式を行なうケースが多い。所要時間約20分。
【見積もり】みつもり
結婚式にかかる費用の総額の試算。会場を検討しはじめた初期段階で1回、おおむねゲストの人数が決まった段階で1回、結婚式直前で最終形として1回、計3回だしてもらうケースが多い。
【お日柄】おひがら
古代中国の陰陽五行説によると吉凶を占う基準となる日。日ごとに大安、先勝、友引、先負、赤口、仏滅の「六輝」が決められていて、なかでも仏滅は結婚式にはふさわしくない日とされる。
【模擬披露宴】もぎひろうえん
フェアの際、男女のモデルが披露宴の流れをダイジェストで再現｡通常はゲスト席に座ってその様子を見学できる｡定番演出のほか、会場オリジナルの演出もこの機会にチェックしよう｡
【持ち込み料】もちこみりょう
ドレスや引出物を会場が提携していないショップで手配した際会場に持ち込むためにかかる費用。「保管料」など別の名称の場合も。会場によっては持ち込み料がかからない場合もある｡
【サプライズ演出】
「予期せぬ」演出のこと｡新郎新婦がお互いに内緒で手紙を用意したり、ゲストや両親へプレゼントを贈るなど形もさまざま。打ち上げ花火を行える会場も。フェアなどでどんな演出ができるのか確認を。
【オーダーレンタル】
既製品ではなく好みに合わせてオーダーメイドしたドレスを、結婚式後に衣裳店に返却できるシステム。通常のレンタルより割高だが、衣裳にこだわりたい人にはオススメ。
【内金】うちきん
結婚式場を正式に決定した場合、契約の証をして会場側に支払う手付金のこと｡5～20万が相場と言われている｡結婚式の総費用支払いの際は、内金を差し引いた残りの金額を支払う｡
【装花】そうか
パーティー会場のメインテーブルやゲストテーブル、会場の入り口などに飾るフラワーコーディネートのこと。花のバリエーションで季節感やふたりのこだわりを表現できる。
【松の葉】まつのは
新潟県の特有のギフト。ふたりの名刺代わりにゲストへ手渡すもので、風呂敷や手ぬぐいなど軽い品物を選ぶケースが多い。最近はラベルに名前が入ったワインなども選ばれているよう｡
【1.5 次会】いってんごじかい
正式な披露宴とまではいかないが、二次会ほどカジュアルではない雰囲気のパーティーのこと｡最近増えつつあるこのスタイルは、友人だけ招待し、会費制で行なわれるケースが多い。