結婚準備マニュアル

9
ヶ月前

ふたりに合った挙式
パーティースタイル

ふたりに合った挙式・パーティースタイル

「チャペルで誓うのが夢」「和装が着たい」
「パーティーは和やかに」など希望はそれぞれ。
最初にしっかり話し合って、
二人のウエディングスタイルを見つけよう。

挙式は、これからふたりがともに歩いて行くことを誓う神聖な儀式。憧れのスタイルや着たい衣裳などと合わせて、どんな形で行うか考えよう。また、披露宴はこれまでお世話になった家族や友人に改めて感謝を伝え、人生をともにするパートナーを紹介する場。ふたりのために集まってくれたゲストへのもてなしを重視するケースが増えている。

代表的な挙式スタイル

キリスト教式

キリスト教に基づく挙式。結婚式場やホテルのチャペルで行うことができる。一般的に、新婦は父親と入場し、新郎に託された後、賛美歌の斉唱や聖書朗読が行われる。

神前式(しんぜんしき)

神様に結婚を誓う儀式。神様にふたりの結婚を報告する「祝詞奏上(のりとそうじょう)」や、お神酒を交わし夫婦の契りを結ぶ「三献の儀(さんこんのぎ)」などを行う。

人前式(じんぜんしき)

家族やゲストが結婚を承認するスタイル。形式にとらわれず、さまざまな場所や式次第が可能。誓いの言葉をアレンジしたり、ゲスト参加型の演出を行うケースも。

仏前式

仏教の教えに基づき、ご先祖様に結婚の報告をする。宗派や寺院によって式次第が異なる。衣裳は和装が一般的で、花嫁は白無垢がオススメ。数珠の授与などを行う。

祝言式(しゅうげんしき)

日本で古くから行われてきた挙式スタイル。自宅や料亭の広間などで行うことが多い。伝統的な儀式の中に、オリジナルの儀式を組み込むこともできる。

リゾート挙式

海外や国内のリゾート地で行う挙式。海外ではグアムやハワイ、国内では沖縄、軽井沢、北海道などが人気。旅行会社やプロデュース会社で相談できる。

パーティースタイルの検討

パーティーの規模を決める

  • 1. 親族のみの披露宴 家族や親戚を中心にしたお披露目会。親族同士の紹介や、つながりを強く感じられる。
  • 2. ラフなスタイルの披露宴 招待したいゲストだけで行うパーティー。レストランを貸し切ったり会費制で行う場合も。
  • 3. スタンダードな披露宴 仕事関係や親族、友人など、これまでお世話になった人を招待。感謝を伝える場にするケースも多い。
  • 4. 盛大に行う披露宴 仕事関係や親の知り合いなども多い披露宴。目上の方に失礼のないよう気を付けて。

食事スタイルを決める

  • 着席コース 決められた席に着き、フルコース料理を楽しむ一般的なスタイル。披露宴を落ち着いて過ごせる。席次を決める際に会話が弾むかなどに注意が必要。
  • 着席ビュッフェ 席は決まっているが、料理を各自で取りに行く形式。
    好きな料理だけを選ぶことができ、新郎新婦や違う席の人とも会話がしやすい。
  • 立席ビュッフェ 新郎新婦が会場を回ってゲストに直接あいさつできる。直前の人数変更に対応しやすいメリットも。ただ、年配のゲストや子どもには配慮を。

プロデュース会社を活用しよう

  • 船上パーティー 佐渡汽船のカーフェリーや「信濃川ウォーターシャトル」に乗船し、水上でロマンチックな挙式が叶う。挙式の手配はもちろん、衣裳レンタルや控室の用意も相談に乗ってくれる。
  • 公共施設で挙式 野球場や公園などでの挙式手配が可能。施設への使用許可や会場のコーディネート、カメラマンの依頼、進行や演出のアドバイスなどを行ってくれる。
  • 浜辺ウエディング 日本海に面した新潟県は浜辺の数が多いので、
    砂浜で挙式、海の家やレストランなどに移動してパーティーを行うことも。ゲストと一緒にカジュアルな結婚式を楽しめる。