新潟市東区にある「工房スミス」さんは、東京や横浜に展開し、今年6月に新潟に初出店したお店です。こちらは珍しい手作りリングの専門店。お店にお邪魔して、作り方をイチから教えてもらいました。本格的なのに簡単で、とても楽しい体験ができますよ!
お店は新潟空港の近く。もともとカフェだった場所にできたので、テラス席も残っています。
店内もカフェの雰囲気がそのまま残っていてオシャレ。置かれている作業台は、理科室の机をイメージして作られたそうです。
こちらは2階もあり、ここではドレスの貸し出しや、結婚式のプロデュースも行っています。式の相談も一緒にできるので便利ですね。
新品のドレスがズラリ!シンプルでナチュラルテイストのドレスが多く並んでいました。
リング作りは、「日帰りコース」と「プレミアムコース」の2種類。日帰りコースはその日のうちにリングを持ち帰ることができます。プレミアムコースは写真下にある青いワックスを削り、好きなデザインを作ったら自社工房で仕上げを行うので、2週間後に手元に届きます。
今回は「日帰りコース」を見せてもらいました!使う道具はこれら。プロが使うような本格的なものばかりでワクワクしますね!
指のサイズを計ったら、地金の長さを切って合わせます。ちなみに地金はプラチナはもちろん、ゴールド系はホワイトゴールドやピンクゴールドなど、多彩なカラーをそろえています。
地金をリングの形に丸くしていきます。意外と柔らかく、簡単に形づけられますよ。
つなぎ目の隙間ができないように丁寧に行います。
融点の低いロウのような接着剤と、ビーズくらい小さな金属のかけらを使ってつなぎ目を合わせます。
つなぎ目にロウと金属をのせます。
バーナーを使ってロウを溶かします。バーナーの作業はスタッフにお願いすることもできます。
熱されたところが赤くなってきました。
接着できたら、水と専用の液体に浸けて冷やします。
金属の棒にリングを通して、木槌でたたいて形を整えていきます。職人になった気分で、たたく作業も楽しいです。
紙やすりのついたリューターでリングの表面をキレイにします。あっという間にキレイになって、見ていて気持ちいいです。こちらの作業はスタッフにもお願いできますよ。
リューターの頭の部品はこんなに種類が!目的に合わせて使い分けることができるそうです!
地金を強くするために、ふたりでリングをたたきます。初めての共同作業感があって盛り上がれるはず!
強度の上がったしっかりとしたリングの出来上がりです。これで完成もOKですが、デザインにこだわりたいふたりはまだ続きますよ!
表面を好みのデザインに仕上げていきます。工房スミスさんの人気デザインTOP3はこちらでチェック!こちらは最近人気のカジュアルな雰囲気の槌目(つちめ)デザインの作り方。細い金槌を使って表面にあとをつけます。たたく強さによって仕上がりが変わるので、ふたりでたたき合うのもオススメだそう。
専用のやすりを使ってマットな仕上がりにもできますよ。
内側の刻印も自分たちで入れられます。このような道具を使うんです。アルファベットや数字などいろいろな刻印があります。
リングの内側に選んだ刻印をあて、上から金槌でたたいて刻印します。
満足な仕上がりにできたら、リングの完成!槌目とマット加工を施した、カジュアルテイストのリングができました!2時間ほどで作れますよ!
楽しく体験できるリング作り。誰でも簡単に作れるので、ふたりらしい結婚指輪や婚約指輪が作りたいふたりはぜひ体験してみてくださいね。でも工房スミスさんは完全予約制なので、事前予約をお忘れなく!
取材したお店はこちら(見学予約OK!)→工房スミス 新潟店
新潟リングショップの特設サイトもチェック!→NIIGATA JEWELRY SHOP COLLECTION(リングショップコレクション)
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